2016年7月 1日 (金)

美郷町の黒森山から御嶽山に行ってきました(2)


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 御嶽山に向かって少し登りになってきて両脇の雑木林も密度が増したというか登山道を覆う樹木でトンネルのようになっている。

昨秋の落ち葉を踏みしめ、少しキツイ登りをつめた先、御嶽山神社が現れる。ここが頂上(750m)で神社前は広場になっている。

御嶽山神社は出羽九座の一つ、秋田県内では保呂羽山神社と神宮寺嶽神社の三社だけの有名な神社である。

9時40分到着。早速神社に手を合わせ、ザックを下ろしサーモスから熱湯を注ぎコーヒーと菓子で休憩。暖かい日差しにゆったりとした気分になっても僕一人だけである。

御嶽山は横手市内近郊の人々に愛され、市内高校では毎年登山のイベントも開催されたり、超愛される郷土の山なんだとの思いを訪れる度、強くしてしまう。

 頂上出発10時17分、まだ頂上にいたいような気分を振り切るように神社をあとにする。樹木のトンネルを抜け両脇の山つつじに手を触れながら、又も遠くの鳥海山を眺めつつ、横手市仙南大仙市と町並みを俯瞰しながらいよいよもってこのコース最大の急坂に差し掛かる。

両脇にあるロープ一本を頼りにぐんぐん上り詰める。黒森山分岐に通じる尾根筋から御嶽山神社の屋根が遠くに眺められても、鳥海山の雄姿は手前の山並みに遮られもう見えなくなった。

黒森山分岐から黒森山頂上(763m)到着11時30分。ここの頂上には三角点があって避難小屋もある。広い頂上になっていてここで昼食、オニギリとお茶を飲みながらここからまた鳥海山の雄姿を眺めながらの昼食である。ここではウグイスの鳴き声と蝉の合唱、ぜいたくな気分というか落ち着かない気分もある。

頂上発11時24分。ゆっくりと尾根道を辿り、駐車場着11時46分。

今は山菜採りの車も一台もなく収穫は多かったのか一寸気にかかる。車道を下り、途中美郷町民の森、駐車場で一眠りと決め込む。ここは周囲2~3kmもあるだろうか、湖があって遊歩道も広い範囲に、高低差もあって町民憩いの場所である。今日は晴天のため、展望をほしいままにした。心に残る楽しい山旅でした。


              セミの声      つつじ盛りと     風に乗り

              そよ風に     カエルも鳴いて   御嶽山
             

                                 武男

美郷町の黒森山から御嶽山に行ってきました(1)


 
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いつもお米をお買い上げいただきありがとうございます。

 一面広がる田んぼにくまなく水が張られ、すっかり田植えも終わった5月下旬の晴れ渡った青空の下、自宅から晴天にはいつも眺められる奥羽の山並みに向かって出発する。

片道24k程にある黒森山登山口に駐車する。ここは5~6台でいっぱいになるような駐車場で、今日は今の時期、山菜採りと思われる車が3台駐車している。

登山靴を履きザックを担ぎストック1本で木造りの鳥居をくぐる。9時5分。鳥居をくぐると同時に急な登りになる。

ロープもあり雨の日など注意を要する所であるがあっという間に終わってもうなだらかな登りである。道はよく踏み固められていて、靴から伝わる土の感触を楽しみながら、緩やかな道も広く伐採されていて時折ウグイスも鳴いている。

 歩き始めて20分位のあたりから急坂というか少しキツイ登りになってきた。辺りの樹林はブナも混じっていてまもなく尾根筋の展望のきく登山道になる。左側は根曲りダケがありそうな竹やぶで、右側は雑木林である。

見通しのよい尾根道に黒森山への分岐が見えてきた。この分岐黒森山には帰りに立ち寄ることにして、まず直進する。遠くに御嶽山のお宮の尾根が見えてきてまもなく急な下り坂になる。

急坂の両脇にはロープが伸びていて後ろ向きに静かに下りて行く。降りた所は尾根筋の左右の展望抜群の登山道である。西側は六郷町から大仙市仙南、横手市方面、左側は折り重なる奥羽の山並みである。

ここではなんといっても西南に位置する鳥海山の雄姿である。遠くの雲海に浮かぶように少しかすみがかって眺められた。もちろんまだ三合目あたりから真っ白の残雪の世界である。

 道脇には山つつじがオレンジ色、今や満開に咲き誇っている。高山植物の草花は芽を出しておらず、もう少し後になりそうだ。

(続く)

田植えの準備の合間に山菜取りに行ってきました(2)


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トゲのあるヤブ等を避けるように谷あいになっている杉林に入って行くと、ゼンマイが少しずつ所々に生えているのが見えてきました。谷あいから斜面を登って杉林の上部に出るようになると、ゼンマイがいっぱい生えている所に出会ったのです。

収穫も今がちょうど良い時期のようで、今年初めての山菜取り、一発でこんな場所を発見するとは信じられない、そんな思いで念入りに辺りを見回します。腰につけたコダシはまもなくいっぱいになり上着代わりに来ていたシャツを脱いで、それにもゼンマイを詰め込んで一旦軽トラックに戻ることにしました。

戻る途中もそこいら中にゼンマイが生えていて、採らないで惜しい気もして急いで車に到着、一杯になったコダシを眺めて今日は来たかいがあったなーとつくづく感じてしまいました。

 午後3時前、休憩することにしました。サーモスの湯でコーヒーと菓子を少し、又も別のコダシを腰に巻きつけさっきの現場に向かいます。

途中少しヤブになった所で又もタラの芽と出会い、2個収穫して登って行くうちにもゼンマイを採りながらさっきの所より少し上部、右側の斜面をゼンマイの生え具合を眺めながら足元の傾斜に気を付け、ゼンマイを採っていくことにしました。

ゼンマイが1本から2~4本生えていて、その中のたいがい1本か2本の男ゼンマイというのがあって、これは残しておくのです。間もなく2個目のコダシも一杯になり名残惜しくも下山することにしました。

車に到着して2個のコダシを眺め、ゼンマイ採りは何十年もこんなに収穫したことはありません。急いで家に帰り、妻と二人でゼンマイの綿毛採りをしました。

ゼンマイは大きなものもあり、細いものもありで長めのもの、短いものなど色々です。それを今度熱湯に入れ、よく湯がく作業、そして、敷物の上に広くして乾かすようにします。これは晴天の日がもっとも良く、数時間毎に手で何回も揉むのです。

干して、揉んで、最後にはカチカチになるように干したゼンマイを風通しのよい場所に網状のものに入れて保存するのです。これで今冬から食べるゼンマイは確保されたのです。

ゼンマイを    早く採れよと    鳥の声

 タラの芽は    こんなにトゲに    守られて

                                  武男

田植えの準備の合間に山菜取りに行ってきました(1)


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 いつもお米をお買い上げいただきありがとうございます。

 みちのく秋田の桜前線も遠く過ぎて今や野山の新芽、新緑の季節になっています。

一面の田んぼはトラクターによる耕起作業も終わり、田植え準備のため水を入れ始めています。僕の所では田植え5月21日~22日、土日を当て込んでいて、その前に田んぼを田植えがしやすいように水を入れてごろごろの土をやわらかく平らにならす、これもトラクターによる作業ですが、5月16日~17日頃行いたいと思っています。

ビニールハウス内の苗の生育は大体順調で、田植えも不安なく安心して出来るものと妻と談笑しています。昨年は田植え最中に機械の故障で田植えが正常に進まず、妻には大変難儀を掛けてしまいました。今年は機械を更新して(中古品)おり、昨年のようなことはないものと安心している所です。

 ゴールデンウィークに入る4月29日午後、ここから12~13キロ離れた今では大仙市内になっていますが、旧南外村地帯の山に山菜取りに出掛けました。

今の時期、ゼンマイはどうかなーと思いつつ家を出たわけですが、あてがあったわけではありません。僕が山に入った場所は国道105号から右に入り、家々の点在する市道を進んで秋田自動車道の下を通り、左右減反地域なのか近年稲の作付た形跡の薄れた景色の広がる所、農道に軽トラックを駐車しました。

作業ズボンに半長靴、ゼンマイを採ったら入れるコダシを身に着け、どこに入ろうかと右側の山々を見渡します。左側はこの道路と並行するように秋田自動車道が伸びていて、ひっきりなしの車の流れが目に写りました。今日は午前中から晴れ渡り、久々の山菜採りに気分も高まってきます。

駐車場の所から100m程の所に山に向かった林道を少し登って行って、さらに右側斜面のある雑木林に入って行くことにしました。雑木林に足を踏み入れると、トゲの一杯ついたツル状の枝をかわしながらあたりを見回し、タラの芽に目が留まりました。タラの木のこれはトゲがいっぱい、何とか枝を折り曲げて3個採りました。その後また4個採って、これで晩酌のお供が確保できたとちょっと微笑んでしまいました。

(続く)

2016年4月25日 (月)

田沢湖畔のウォーキング(2)

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 このウォーキングも昨年の12月初めから一週間に3日~4日のペースで始めたものの、なぜか今年に入って足、腰に痛みが走る違和感を感じる日が続くようになったのです。、今冬は幸い降雪量も少なく、雪下ろし、雪捨て等も少なくてすみましたが、痛みを感じても出来るだけ歩くようにしておりました。しかし内心いよいよ高齢化の症状かと心の中では否定出来ても体力的に表れ始めたのかと思ったりしているうち2月から3月に入って少しずつ足腰の痛みもやわらいでいくような気がしてきました。ザックのブロック片の重さも昨年12月頃は5キロに始まり2キロになり3月に入って3キロになっています。歩数は11,000歩から13,600歩で時間は2時間10分から30分位をだいたいの目安にしております。今はウォーキングをしていても足腰の痛みはほとんどなくなっています。4月に入ってまもなくですが農作業が本格的に始まるようになると、ウォーキングはしばらくお預けになりますが、これは毎年の登山のための訓練として続けていることです。今年の登る山は計画済みですが、登山実行出来た山からその都度皆さんにお話ししたいと思っています。

 ここで湖畔のコースに戻りますが、道路を進んで行くうち、湖畔間際に遊歩道を設けている所も随所にあって、湖岸の荒々しい岩群も間近に見られる景勝地もあります。僕はそんな場所でコーヒーとお菓子で心ゆくまで山並みと湖面を眺めることが出来たのです。赤い鳥居の御座の石に到着10時3分。御座の石神社に立ち寄ってから石段を下りて行くと観光客6~7人のグループ二組と思われる人達が神社の石段を上がってきます。他のグループは鳥居の周囲で何やら話し合っていて、ここでゆっくりコーヒーでおやつと思っていたのが騒がしい感じがして早速引き返すことにしました。それで話は前後しますが、先ほどお話しした景勝地でおやつをしたのです。

 駐車場まもなくの湖岸に貸しボートがいっぱいに何台も並んでいます。エンジン付きもあり、足こぎ、手こぎ等今はまったく休業状態です。湖面を見ると、水辺近くに一人の若い女性が日傘を持って砂場のシートで遠くを湖面を見つめているのか、そんな光景もありました。
 冬季のいつものウォーキングは僕の家から大曲市街地に向かって3~4コースを自分なりに設定しています。その日によって天候等もありますが、2~3回同じコースを歩くこともあります。今回は今年初めての田沢湖畔、市街地の見慣れた景色と違って山と湖、木々にはまだ葉っぱや芽吹き等は見ることは出来ませんでしたが、心に残るウォーキングでした。
 駐車場着11時43分、12.5キロ、16,427歩。ここでオニギリを食べ一眠りと決め込むことにします。

     赤鳥居   春山写す   湖(うみ)みつめ

     春の空     大きく写し    駒の峰

 
                 武男

田沢湖畔のウォーキング(1)

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 いつもお米をお買い上げいただきましてありがとうございます。
 こちらでは、田んぼの雪も消え晴天の暖かい日の朝は田んぼから白いもやが一斉に湧き上がります。それが見えた時、春が待ち遠しかった気持ちが一気にとけて、春を間近に感じることが出来ます。そんな最中、4月5日、久しぶりの晴れの日、田沢湖畔のウォーキングに出掛けることにしました。小さめのオニギリ2個、お菓子少々はザックに、飴玉4~5個はウエストポーチに、着替え等は車に、軽ワゴンRで朝7時35分家を出発しました。
 しばらく国道105号を北上し、角館から国道46号には入らず右側の山々を眺められる道路を気分爽快に進んでいきました。この道路から眺められる東側奥羽山脈は、手前の山並みの雪は消えても奥に連なる朝日岳、和賀岳、薬師岳等はまだ真っ白で朝日を浴びて輝いていました。ちらちら山並みを眺めながらもわらび座劇場を過ぎ国道46号に入りました。ここまで来ると田沢湖ももう間もなくです。

 湖畔の大駐車場に駐車、8時20分。ここから右回りに御座の石を目指す。ザックには3キロのブロック片で少し重みを付けて、軽快に歩き出しました。歩き始めてもまだ朝の気配というか冷たい感じと、夜の湖水から広がった冷気がまだ残っているような、そんなことを思いながら左側に広がる湖面を樹木の間から眺めながら進んで行きました。この道路は田沢湖を1周できるコースでゴールデンウィーク頃からは観光バスがひっきりなしに通る仙北市田沢湖の観光の拠点でもあるのです。一周は約21キロ、ウォーキングで昼食を含めて5時間少々の時間を要します。

 今日は湖畔からの風もほとんどなく、僕みたいに歩いている人もなく、車の通行も時々で、全くと云ってもいいくらいの静けさです。道すがら木漏れ日にフキノトウが所々に咲いていて、樹木はまだ芽吹きも小さいのにたくましくというか、車両のひびきにも素知らぬ顔で僕を見つめているような気もします。途中蓬莱の松という巨木を仰ぎ見る。枝振りも実に堂々としていて何百年もたっているだろうことは容易に僕にもわかります。湖面を眺めながら、真っ青な空と辺り一面の山々の連なりがそっくりそのまま湖面に写されているのです。もちろん湖面に微風もなくこんな光景は見たこともなく初めてのことです。このコースは今まで数回ウォーキングして、一周コースも何回も実行したこともあります。でも、こんなに辺り一面の山々、そして駒ケ岳の雄姿、まだ多くの雪をまとった姿まで湖面に写っているのです。今日はなんと恵まれた日なのかと内心ほくそえんでしまいました。

(続く)

2016年1月 6日 (水)

もう師走です

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 いつもお米をお買い上げいただきましてありがとうございます。

 今年ももう余すところ、少しになってしまいました。時々強く霜が降りることがありますが、平年に比べて少し暖かい日が多いように感じます。初雪も12月初めに一度5㎝程降っただけで、まもなく消えてしまいました。

 僕の家から望める東山連山は時には真っ白く化粧することもありますが、2日~3日して一寸見上げると、頂上付近にだけ残っている感じです。反対に西山連山は東に比べて高度約700m程低くなりますのでまだ雪化粧はしておりません。今はこんな状態でもまもなく雪の世界がやってきます。少しある家の周りの植木の囲い、家の周り、窓のある所の囲い等、今年は11月の初めに作業を終えています。

 今年をちょっと振り返ってみますと、僕の家では春ハウス内の育苗管理、田植え時期も天気に恵まれ、稲の開花時期まで概ね順調だったと思っております。

その後関東地方では豪雨による甚大な災害が発生してしまいました。毎年毎年繰り返される大きな災害、生産者の一員として農業生産の災害が一番心にひびきます。

 27年度の収穫を終え、新米を消費者の皆さんに引き渡す直前、心にひびく事件が又も起きてしまいました。
 秋田から発生した肥料偽装の問題です。これは全く生産意欲を失墜させ、生産者と消費者の培った信頼に水を差すとんでもない事件が発生してしまいました。この偽装が10数年も前から行われていたとの代表者のTV会見に、開いた口がふさがらないとはこのようなことを云うのではないでしょうか。

幸い僕の所ではJA経由の偽装肥料は購入しておりませんが、県の認証を受けた特別栽培米の生産者としては今回の事件が報道された当初、栽培工程表の種別、書類の確認等一寸あわててしまいましたが、今は何事もなかったことでほっと胸を撫で下ろしている所です。

 間もなく12月は終わりです。これからは益々寒くなります。どうかお体に気を付けて寒い冬を乗り切っていただきたいと思います。

 どうか来年も良い年でありますようにお祈り申し上げまして今年を終わらせていただきます。

 今年一年本当にありがとうございました。

 来年もよろしくお願い申し上げます。

  初雪に    埋もれぬすすき   穂が揺れて

  空見えず   秋も深まり    あられ降る

  柿の木に   一つ残りし    青い空


                      武男

2015年11月15日 (日)

今年の刈取りも無事終了しました(2)

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 縮小した分のお米の販売は、今まで青森八戸市の健康食品を取り扱っている所と、大仙市内の米集荷業者、ここはきりたんぽ等加工品を取り扱っている所で、長い間取引を願っておりましたが、今回の僕たちの現状を快く理解、受け入れていただき今年から出荷を中止しました。

 今現在僕の所から長年に亘り直接購入してくださるお客さんは110戸程ございます。今年から来年の秋までの玄米の在庫数を考えると一寸不安になりますが、皆さんに安心してお届け出来るように何とか死守してまいりたいと思っております。

 農地の縮小に伴い、妻と二人での畦の草刈り等全般の農作業を短時間で終わることが多くなりました。

 僕は集落農地の共同事業の関係者での立ち回りも容易になり時間に少し余裕が出来た感じがしております。

 農作業、手取り除草等も丹念にしたり、その合間に登山、今年は遠い所で南アルプス青木鉱泉から鳳凰山の一角地蔵岳(2,764m)に登りました。

 目当ては地蔵岳の肩から富士山の写真をと、目に浮かぶ一面の雲海から顔を出している富士山をどうしても撮りたかったのですが、今回は何せ雨続きで富士山の写真はお預けになりました。

 この風景は20数年前になりますが、北岳(3,193m)登頂の際、フイルムに納めたことがあります。

 登山にしては押し迫った10月初め紅葉の時期、中房温泉から北アルプス燕岳頂上(2,762m)これは晴天続きで槍ヶ岳の雄姿は思いのままフィルムに強く焼き付けることが出来ました。

 今年は5月末の日光男体山から方々の県内外の山に登ることが出来、ことの外満足しています。

 あっそうそう、今年の収穫量は僕の場合3年続きの豊作でした。

 皆さんのお陰で来年も作付する喜びをかみしめながら、どうかこれからもよろしくお願い致します。

 終わりになりますが、これから日毎に寒さが募ってまいります。どうかお体をご自愛なさいますようお祈り致します。

  梓川    穂高を波で   運んでる

  上高地    人があふれて   山笑う

  焼岳と   池の枯れ木と   静かさと


              柳田 武男

今年の刈取りも無事終了しました(1)

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 いつもお米をお買い上げいただきありがとうございます。

 今年はもう10月に入って朝夕めっきり寒さがつのってまいりました。一面の黄金の稲穂に波打つ風が夏の暑さを忘れた心持よい感じがしておりましたが、先月の中旬から今はもう刈取りも一斉に終わりをつげ、刈り取られた稲株だけが整然と伸びているだけとなってしまいました。

 ここで今年をちょっと振り返ってみますと、僕の所では春5月20日から田植えが始まりほぼ一週間程で終わったわけですが、その間に田植え機の故障発生で作業中断を余儀なくされ、妻共々かなり難儀してしまいました。

 田植え終了後懇意にしているメーカーさんに中古の田植え機を紹介され、程度は良品ということで来年に備えて一安心しております。

 田植え時期は晴天に恵まれ、梅雨時期もあんまりしつこくなく、お盆前後も大方晴れの温かい日が多く、今年はもしかしたら豊作ではと内心思ったりしておりましたが、大曲の花火大会の数日前から天候が不安定になり、大会当日の夕方開始前に一時強い雨が降ったりしておりました。

 それがなんと開始から全競技終了まで雨は全然やんでしまったのです。県内外からの見物観客はどんなに大喜びしているだろうと思いながら家の二階から夜空に浮かび上がる花火を眺めておりました。

 その後、強い台風の通過等もなく僕の所ではすんなり秋の収穫を終えてしまいましたが、その後関東周辺が集中豪雨に見舞われ堤防決壊による人家浸水等計り知れない甚大な災害が起きてしまいました。

 被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。浸水した稲穂を見ると同じ農家としてたまらない気持になったことは強く心に残ってしまいました。

 刈取りの終わった田んぼは、トラクターで耕起して静かに来年の春を待つだけになっています。

 籾摺りを終えた玄米は低温倉庫に保管してその都度お客さんに精米してお届けしたり発送したりの準備は今まで通りでございますが、僕の所で大きく変わったことがございます。

 それは、近所の農家さんから借りた田んぼを今年から僕が耕作せず貸主に返したことです。

 主にこれからも僕と妻の二人の作業効率では年齢相応に健康状態も考慮して今までの耕作面積の半分以下に縮小しました。

 縮小して現在残る田んぼは僕の父が初代で今の所に移住して家、土地 、畑、田んぼを昭和初めからの出稼ぎ等で求めたものと子供のころから聞かされておりました。

 今後、父の残した田んぼは僕と妻、子供たちからも手伝ってもらって、僕たちが働ける間続けていきたいと思っています。


     燕くろの    ツバメが飛んで    槍ヶ岳

     河童橋    見上げて穂高    息を飲む

     大正池    枯れ木が遠く    鴨泳ぐ

                         武男 


2015年10月19日 (月)

別のコースで八幡平に行ってきました(2)2015.8.7

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 八幡平頂上(1,613m)到着10時6分。1時間45分の所要である。

 八幡平展望デッキから岩手山源太森等、晴天のため展望は思いのまま、早々にデッキを下りてカップルの男性にシャッター押しを頼んで2枚写してもらう。礼を云って頂上から30分程下った所でトドマツの太い樹の枝の大きく広げた木陰で昼食にする。初めザックのサーモスから冷たい水を飲む。朝、妻から氷を入れてもらっていたのでスーッと汗が引く思いがする。

 11時過ぎ、下山を開始。木陰での休憩で、さっぱりした気分とウグイスの声を聞きながら田代沼を10分程過ぎたあたりで中年の女性登山者と出会う。お互いに「どうも」「こんにちは」と云ってから女性が「田代沼はまだですか」と云うので「もうすぐです」と云ってから、「田代沼を過ぎた辺りからは登りも緩やかになりますよ」と云うと、その女性は「ここまで1時間と聞いてきたんですけど、1時間30分以上もかかってしまった」と少し疲れた様子だったが、僕に「ありがとう」と云って別れた。

 別れてから10分もしないうちに立木を背にして立休みをしている中年の男性登山者と出会う。その人は「こんにちは」と云ってから「田代沼まで30分で行けますか」と云うので僕は「そうですね、30分以内ですね」と云うと男性は「30分以内ですか」と軽やかに「どうも」と云って歩き出す。

 今日のコースは先月7月22日に蒸けの湯温泉から長沼経由で八幡平に登頂し、頂上まで3時間20分と比べると約半分近い時間である。長沼経由の方はキツイ登りも随所にあるが、広い草原も所々にあり、その分植物群落もあったりでどちらも歩いてみれば素晴らしいコースだと思う。

 下山しながら時折りアスピーテラインを通る車両の音が近くなったと思った辺り眼下に道路が見えてきた。急な下りをゆっくりと駐車場に到着12時20分。往復で4時間である。今日は天気も良く、途中行き交う登山者がいたことと、何よりも鳥のさえずりが7月22日に長沼経由で登った時よりまるで僕を歓待しているような賑やかさが強く心に残った。やっぱり登山はいいなあ~と思ってしまう。

 着替えを済ませ、蒸けの湯温泉入口の駐車場にある自販機でコーラを飲みながら、どこか日陰の所で一眠りしようかと思いながら駐車場を後にする。

     トドマツの    匂いに目覚め     なつかしむ

    この道は     幾度も歩き     万感の


    木の根見て     往年思う     鳥の声

                           武男

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