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2011年2月25日 (金)

2011年2月15日 大曲の小正月

もう2月も中旬になろうとしています。屋根の雪も3回目を下ろして4回目も覚悟しなければと思っているところです。辺りの雪も多く積もり、軒下には雪がつかえてそれを取り除くのも2回~3回行いました。
 旧1月15日は小正月といって家庭では一寸したお祝いをして方々で小正月行事が行われます。

 大曲でも諏訪神社の鳥子舞と大綱引きがあります。その当日は午前から境内左側に仮設の舞台が設けられ、鳥の冠を頭に載せた神主さんが祈願・祈祷の後、4尺位の御神木を細い角状に横に切れ目の入った2本を大勢の観衆に放り投げるよう何回か左右に焦らすようにして一気に放るものですが、貴重な縁起物のこの御神木の奪い合いは主に男同士の壮絶な光景が繰り広げられます。

 御神木には切れ目が入っている為、奪い合ううちに細かく短くなります。それでも散々に奪い合いは続きます。
 僕も必死に揉まれながら切れ目3個分手に入れたことがあって、それを酒屋さんに持って行きお酒を何本かいただいたことがあります。若い頃、仲間4人での収穫でしたが、鳥子舞行事は午後3時過ぎ終了して、その夜は大曲の大綱引きが行われます。
 場所は寺町十字路を境にして上町下町とで引き合いが繰り広げられます。十字路の横に高さ5m程の櫓(やぐら)が設けられ拡声器で陣頭士気も大いに盛り上がり、大勢の見物人全員参加で開始されます。
 どちらが勝っても、今年はお米の値段が上がるとか、豊作間違いないとか誰ともなく言い合って夜9時過ぎには僕と父と口数も少なく雪の降る夜道を歩いて帰ったことをほんのり覚えています。

 Img_6272s  Img_6276s

それから数日後、大曲の西側に接する旧花館町に梵天奉納祭りがあります。
 この地域は、玉川を挟んでの各集落から16~17本の梵天が雄物川を渡って奉納されるもので、渡し舟に3~4本の梵天と集落の若い衆と船頭との勢揃いで川を渡る風情が、、川幅の雄大さとゆったりした流れに、奉納先の西山を写しての情景に見物客も大勢押しかけます。また、カメラのシャッター音も長く続きます。
 僕の妻は大曲から玉川を渡ってすぐの所から嫁いでいるため、この日になると自分の生まれ育った集落の梵天を一目見なければと毎年訪れています。

      母想う   川の流れに   雪が降る

      今頃に  母の言葉が   身にしみて

      梵天と   川面に映る   船縁(ふなべり)が

                              武男

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