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2020年6月

2020年6月26日 (金)

苗の育ちに安心して登山(その2)(2020.6.25)

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ここからは駒の雄姿、乳頭山頂上も望まれ、また八幡平方面からの裏岩手縦走路も望まれて森吉山、岩手山等展望は言うことなしである。ここから数分の所にある田代平山荘には5~6人のパーティがいて賑やかだ。短い挨拶で乳頭山を目指す。刻々と近づく頂上も次第に傾斜も増して後続の2~3人のパーティに道を譲り追い越される格好になるが僕もようやく頂上(1,477m)到着、11時丁度。登山口から休憩も含めて4時間20分、ガイドブックの所要時間は3時間30分、1時間近く多く要したことになるが、今日のように快晴であれば展望と懐かしさを楽しみながらの登山で大満足である。近年は追い越されたり時間を多く要しても気にしない自分流の登山を意識して行動するようにしている。頂上には先着7~8人がいて岩手側からの男女もいる。3~4人の登山者と一時話が弾み写真を撮りっこしたりして頂上を11時13分出発、12時03分孫六分岐着。ここで昼食にする。

  少し風があり涼しい。弁当を広げ熱いコーヒーを飲んで12時25分蟹場を目指して出発。黒湯、孫六、蟹場と3コースの中で、この蟹場コースが一番時間を要するコースであるが、僕の一番期待の多いコースである。お気に入りは田代平の草原である。標高も1,275m付近にあって高山植物も豊富で6月末から7月にかけて満開疑いなしの所である。緩やかな木道の下山、樹林帯に入り水場を過ぎ、稜線分岐でタケノコ採りの夫婦と出会う。タケノコと登山の話で盛り上がってしまう。河辺からの人で、上高地、北アルプスには何回も通った人で殊の外話し込んでしまった。双方の年齢も納得して別れを惜しみながら蟹場駐車場到着2時43分着。着替えをし大釜温泉自販機でコーラを仕入れ2時50分出発。途中で無事下山を妻に報告し、一眠りして帰ることにする。

  ブナ林の  静けさ守る  水の音

  木漏れ日に   落ち葉 靴の音  鳥の声

                       武男             

苗の育ちに安心して登山(その1)(2020.6.25)

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 先月下旬、手伝いをもらいながら植えた苗も今はすっかり丈夫になりたくましくなっています。今冬は雪不足で、田んぼの用水路の心配をしておりましたが、全くその懸念はありませんでした。今現在も水路にはたっぷりと水量があり何の問題もないと思っています。まもなくの梅雨前線も東北南部から北上して本格的な「つゆ」は7月に入ってからだと思いますが「つゆ」明けは8月にずれ込むこともあり嫌な時期になってきました。

 6月9日(火)晴天の予報をあてに、乳頭温泉郷蟹場温泉駐車場から、乳頭山(1,477m)を目指して登山口を朝6時42分出発する。ブナ林の落ち葉を踏みながらなだらかな傾斜を登り出す。登山口は標高770mで最初の目的地八幡平から乳頭山への稜線中間分岐標高1,055m到着、7時56分。分岐はほぼ平な所でブナ林の静かな所である。左右の登山道は木道が伸びていて所々に笹薮が木道を覆っていて、かき分けながら進んでいく。途中大きな岩が重なり合う急坂もあったり、ブナのひと際太い林立に水場があったり、樹林で空を広く仰ぎ見ることは出来ないけれど、どちらかというと起伏の少ない登山道、この時期登山者の行き交うもなく時折りウグイスの声を聞きながら僕としては最高の気分である。

 実は先週5月30日(土)にもこのコースを辿りたくて計画したのだけれど、稜線分岐まで来て残雪のあまりの多さに引き返したのである。登山者の踏み跡も枝先の目印もなく一面の雪景色に恐れを感じたのも確かです。今回はその雪もほとんど消え失せて登山道脇にたまに残っている程度。悠々気分で樹林を過ぎ草原の広がる田代平、木道も長く伸びて脇には高山植物ヒナザクラとチングルマ等今や咲き出したと思われる様子でその風に揺れている。木々ではミネザクラが満開である。空は揺るぎない快晴でまもなく孫六温泉への分岐に着く、9時38分。ここで休憩と決め込む。

 

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