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2021年7月

2021年7月 2日 (金)

稲は順調に育っていることと 八幡平に登山したことを報告します(その2)(2021.6.25)

 

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登りも緩やかになったところで八幡平手前のピーク1595m、源太森です。300名山人力踏破の田中陽希さんが2020年訪れた時立ち寄った八幡平と源太森です。そんなことを考えながら、今日は周囲を見渡しても濃いガスで全然視界はダメ、それに風も強く早々に下山、又も2列の木道、草原の中ワタスゲ、ヒナザクラ、チングルマ、沢の流れにはミズバショウが咲いています。ここの木道は真新しく、横に細かく溝があって滑りにくくなっています。避難小屋凌雲荘を過ぎ右手に残雪の広がる急坂を詰めて展望台から頂上への石畳を進みます。10時5分1613m頂上到着、展望台で休憩。アンパンと熱いコーヒー、お菓子を食し登山者もいない寂しい時を過ごしました。天気は少し明るさが出てきました。

 下山10時20分ガマ沼展望台から残雪の残る美しい湖沼に感激しました。登山者は頂上から帰りと思われる2~3人とすれ違っただけ、展望台を後にし、源太森通過11時3分、晴れ間が出てきました。途中登山道の整備をしている人達と出会いました。雪消えと同時に荒れて崩落したのを手直ししているのだそうです。黒谷地展望台着11時5分、休憩、おにぎり1個、お菓子、コーヒーをいただき今は晴れ渡り、風も弱まり暖かくなってきました。黒谷地分岐から駐車場登山口を目指し朽ちた木道をストック両手にし、注意深く下山、木道脇にハクサンチドリがポツンと咲いていたりコバイケイソウもありで、今日は花に恵まれ楽しい一日でした。

  濃いガスに    鳥のさえずり   澄み通る

  ヒナザクラ    風にそよいで    僕を見る

  せせらぎの    清い流れに   水芭蕉

  木道の     ほとりに咲いた   チングルマ

                         武男

稲は順調に育っていることと 八幡平に登山したことを報告します(その1)(2021.6.25)

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 稲の成長も順調に田植え当時のひ弱な姿は一変して、今ではたくましく風にも余裕でなびいています。辺りを見渡して、どの田んぼも緑一色、生産者は個々違っても大体肥料の成分量は同じなのか、今現在は一様の感じです。

 僕の場合は耕起前に有機、化成肥料の割合を考慮して特栽米の条件等もあり、田植え前に散布し、代かき後に田植えをしますが、一般には田植えと同時に肥料も散布して、又除草剤も一緒に散布する機能的な田植え機が使用されています。僕の場合はかなり時代遅れの感じですが、以前は僕と同じように作業していたのです。まずは今秋の収穫を目指して風水害のないように祈りながら見守っていきたいと思っています。

 令和3年6月21日(月)八幡平に行こうと朝5時15分家を出発して八幡平大駐車場を過ぎ、黒谷地登山口から入山7時35分、朽ちた2列の木道を歩きながらシラネアオイの花が両側に咲きほこって見え、沢の流れにはミズバショウの白い花も見られて、これぞ八幡平、丁度いい時期に来たんだと思ってしまいました。茶臼口からの合流点手前にクマの泉があります。ここは地下水が3か所のパイプから湧き出しているもので、幻想的です。まもなく合流点には木造展望デッキがあり7月~9月のシーズンには登山者でにぎわう所です。合流点を後にして徐々に緩い登りにさしかかります。ここからも木道ですが、黒谷地の朽ちた木道と違って快適です。両側には雪解け後まもなくのショウジョウバカマが咲き乱れ、登山道にはほんの少しだけの残雪で周囲には多くの残雪を見渡すことが出来ました。(つづく)

 

 

田植えは無事終了しました(2021.5.27)

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 今年は春の雪消えも遅く、農作業の遅れが心配されましたが、苗の育ち、田んぼの耕起、代かき作業等、何の支障もなく進めることが出来ました。田植えは5月22日(土)から始め、大仙市内に嫁いでいる僕の妹に手伝ってもらい23日(日)と二日間で終了することが出来ました。

 昨年は秋田市にいる娘と僕の妹と妻と4人での作業でしたが、娘は医療関係勤務のため新型コロナの懸念もあり今年の手伝いは断念したのです。二日間の天気はあいにくの雨模様でしたが田植え機械は調子が良く、今年は順調だったのでほっとしております。

 これからは田んぼへの水のかけひき、畦の草刈り、除草剤の散布等、色々ありますが旨い米づくりに今までの経験を踏まえ頑張ります。

 田植え後一週間程に行う除草剤散布は動紛機械を背負って田んぼの中に入るため、この作業は市内に嫁いでいる娘の夫からこの頃では毎年行ってもらっています。

 苗の品種は 今年も秋田のブランド米「あきたこまち」と「ササニシキ」です。

   この苗は    すくすく育ち    夢を見る

   この苗に    大きな望み     かけすぎて

                      武男

御座の石までウォーキング(2021.4.26)

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 晴れマークの4月2日田沢湖畔の駐車場に着いた時は一寸寒い位の7時45分、食料等のザックを背負いストック両手に湖畔遊歩道に到着、前面に広がる湖面、それを取り囲むように山並みが続いて、その向こうにはまだ雪化粧の山並みが広がっている。湖畔からの風もさわやかに快適な気分である。遊歩道の松林から落ちた松ぼっくりが一面に、それを踏みつけながらのウォーキング、これも又今までにない気分である。遊歩道が終わった辺りに松の古木と重要な史跡がある。松の名は蓬莱の松といい、太さから200年以上もなっているのではないでしょうか。

 通行量のある田沢湖一周の道路になって本格的に歩き出す。樹林の切れ間から湖面の青さはいつも眺められる子の近さ、もう言うことなしである。足元にはフキノトウが所々にあって、早春だなーと感じてしまう。松、杉を除いて他はまだ枯れ木のごとく寂しげであっても歩道脇のフキノトウとの出会いで今日実現出来て本当に良かったと思った。

 御座の石、鳥居まで300m位の地点に湖畔に突き出た岩があって、そこから岸壁に立つ赤い鳥居の撮影も今日の目的にあったのです。この場所から眺めると、朝日に輝く赤い鳥居が神秘に満ちた湖面を前に堂々とした姿に心を打たれる思いがしました。コンパクトカメラで何枚か撮り、目的地御座の石到着9時34分、休憩熱いコーヒー、お菓子、カロリーメイト等で補給、15分程の休憩で折り返し、駐車場目指して出発するこのコース、ちょうど中間地点に湖面を望むように立つ姫観音像をカメラに納める。立像は5mもあるだろうか、今まで通ったことはあっても一度も立ち寄ったことがないのです。眺めていて一寸感銘を受けてしまいました。

 再び湖畔遊歩道を歩き出して秋田市から写真を撮りに来た男の人と出会いました。その人は四季折々に田沢湖に来て写真を撮り続けていると言って、私も山岳写真には興味がありますので、一時話し込んでしまいました。白い砂浜が広がる場所で昼食と決め込む、11時52分。シートを広げ、おにぎり2個、卵焼き、熱いお茶で湖面のブルー、さざ波を眺めながら最高の気分である。

 駐車場着12時30分。駐車場を後にする。今日は快晴で暖かく最高のウォーキングだと思った。歩行数は19,000余りだった。

     ふきのとう    5つも6つも   背が同じ

     さざ波が    岸辺に寄せて   鳥の声

     ここからは    辰子は見えぬ   青い湖(うみ)

     まだ寒く    岸辺でボート    初夏を待つ

                           武男

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