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2022年3月 2日 (水)

素晴らしい雪景色と苦労話(2022年2月18日)

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 今日は久しぶりに朝から晴れ渡り一面の雪景色、朝日に輝き、これぞ雪国の私達にとって南国の方々には味わえない最高の風景を眺望出来るのです。遠くの山並みの樹木の木立も裾に沿って何筋の他は全くの雪景色、それとは別に目も開けられない猛吹雪もあり、しんしんと音もなく降る時もある、今や山岳、スキー場のトドマツの氷の造形モンスター等、雪国ならではの素晴らしい自然の風景が多くあります。だが反面、生活者、この雪国に住んでいる者にとってはとんでもない厄介者なのです。積雪量の少ない冬もありますが、昨年、今年と連続での大雪、今は屋根の雪下ろし、軒下の除雪、玄関前、車庫の出入り口の除雪等、連日続いているのです。それに辺りを見渡して、高齢者の家屋もあります。私らもそうですが、1人~2人の家族、雪下ろしのままならない家が、広い地域でみますと、相当数あるのではないでしょうか。また県内では、豪雪による除雪、雪下ろしに関わる死亡、重傷事故も多発しています。他に帯状の日本海側、北海道も含めたら死亡負傷者は驚くほどの総数になるのではないでしょうか。

 この晴天の朝、私は呑気に雪景色を眺め回して、これは天が私らに与えた四季折々の一部で、毎年予想された事であったのです。私達の雪国では、特に四季がはっきりしていて素晴らしい雪景色が眺められるのだと、今ごろ改めて納得してしまうのです。

 そんなことを考えながら2月も半ば、例年であれば各地の雪まつりの最中でありますが、新型コロナウイルスの感染が驚異的拡大で今年も中止か規模縮小等に追い込まれています。残念でならないのが子供たちに祭りを見学、体験させられないことです。私らが孫たちを連れて各雪祭り見学に出掛けたこと等、今では遠い思い出になっています。田んぼに降り積もった1.5mにもなる雪が、早く3月に入って徐々に雪嵩が低くなることを願いながら屋根の積雪も見上げています。

    柿の木の   雪の塊   春を待つ

    雪の上 獣の跡と  僕の跡

    夕暮れに  空と雪山   赤く染め

              武男

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