登山紀行

2018年11月 8日 (木)

紅葉の駒ケ岳に行ってきました(10月30日号)

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 いつもお米をお買い上げいただきありがとうございます。

10月も末になり、山並みの頂上付近は紅葉も終わりに近づき、寂しい感じになってきましたが、裾野の紅葉はまだこれからです。

 晴れマークの先月9月29日(土)八合目までバスで上がり7時38分、登山開始。この時の登山者は20人程でそれぞれに歩き出す。今は紅葉シーズンで少し多く感じる。

阿弥陀池分岐着9時13分、馬の背分岐9時22分、ここからの急峻な尾根をよじ登り男岳頂上(1,623m)到着9時50分、360度の展望、田沢湖から鳥海山、森吉山、乳頭山、岩手山、遠くには早池峰山も霞んで見える。

すると、南方面(金十郎尾根頂上直下)から昨日栗駒に登って来たという栃木の青年としばし話し込む。私も以前、男体山、日光白根山に登ったことがあると話をしたり、シャッター押しを頼んだりしてこれからどっちに行くのかと聞くと、台風が近づいているので今回はこれで帰る予定と言う。

別れた後、お湯を沸かしてラーメンを茹で、それにオニギリを入れた温かい食事で満足する。それとムーミン谷の馬場の小路、駒池、大焼砂の稜線等、又馬の背を登っている一人二人の登山者を眺めながらの食事、今日は最高の眺望、云うことなしである。

頂上発10時35分、薄雲が広がり少し風が出て寒い感じになって来て頂上に誰もいなくなった。阿弥陀池周辺の木道を進み避難小屋近くから男女岳に登り出す。

初め石畳から次第に階段状になり急な登りになる。喘ぎながら頂上(1637.4m)着11時40分。今は天気も良く熱いコーヒーとゆで卵、菓子をほおばる。

12時丁度下山開始、田沢湖は見えるが岩手山は雲に隠れる。女目岳分岐着12時17分、避難小屋周辺には大勢いて賑やかだ。今天気は薄雲があっても明るく登山者の声が弾んでいる。

八合目着1時35分、バスは2時05分、下山登山者も大勢集まって来た。今日の行程休憩昼食時間含めて約6時間。男岳、女目岳登山、急坂ではしんどく立休みが多くなった。年のせいなのかな~と思う。

   


   馬の背の  人影動き    草紅葉

   田沢湖と   ホテルが   並び駒仰ぐ

   バスの音が   駒にこだまし   ナナカマド

   ナナカマド   秋に向かって   実を残し
           

                         武男

2018年8月23日 (木)

稲の生育は順調ですが駒ケ岳にも行ってきました(2)

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ここからは駒ケ岳稜線横岳まで前半はなだらかな登り、後半は森林限界を超えて火山礫、大焼砂のきつい登りが始まりますが、左右の眺望に目を奪われる女岳、馬の背の谷間、馬場の小路(ムーミン)から眺める男岳の荒々しい雄姿、その駒の裾野に半分ほど隠れた田沢湖が神秘の青さを輝かせています。この時期はガスも一時晴れ渡り最高の景色が見られたのです。目を足元に戻して、コマクサの群落が目に留りました。

横岳着(1,582m)9時55分。ここは大きく広くなっていて木製ベンチが数個あるが今は誰もいない。私は休憩昼食場所として馬の背に向かうことにしました。馬の背、このコースは岩陵に富み左右の展望が素晴らしい。左は駒池を経由する木道が続き、右側は阿弥陀池、男女岳が眺められる。

駒池周辺に1人~2人の登山者が、阿弥陀池周辺木道には5人~6人います。食事後コーヒーとお茶を飲んで11時5分出発。男岳、阿弥陀池分岐で急にガスが濃くなってきました。11時34分、今日はここから馬場の小路に下山することにし、ヘルメットを着用し急坂を下ることにしました。

駒池で小休止、静かにたたずむ駒池からさっき昼食した場所辺りを眺めても今は見えません。木道を進みながら両側のチングルマの綿毛の多さに驚きながら又もコマクサが現れてきました。横長根着1時31分、天気はすっかり晴れてきました。少し休んで鳥のさえずりを聞きながら下山を始めます。

今日は頂上に行けなかったのですが、この暑さでのこのコース、時間を見比べて充分に行動、価値があったと自分で納得です。下山中に3人~4人の登山者に追い越されてもマイペースを守り、無事駐車場に着2時48分。


駐車中は私の車の両側に1台ずつありました。辺りは一面ガスで覆われています。着替えをしてさっぱりしました。今日は昼食時間を除いても7時間以上行動したことになります。

 最後になりますが、まだ暑い日が続くと思います。どうかお体に気を付けてお過ごし下さる様お願い申し上げます。


    駒峰が      雲に隠れて      声だけが

    木道で      綿毛が揺れる     チングルマ

    コマクサは     小さく咲いて     風そよぐ

                     武男

稲の生育は順調ですが駒ケ岳にも行ってきました(1)

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 いつもお米をお買い上げいただきありがとうございます。

 市街から外れ、田んぼに囲まれたこの辺りも連日の猛暑に見舞われております。稲は暑さに耐えているのか、一層逞しく緑一面の様相です。それに間もなく穂が出始めます。最初は1本~2本と目に映り、数日で一斉に出揃い開花が始まります。しばらくして手を触れると花粉が広がります。

 この時期最も心配なのが天候です。時折り雲間から太陽が顔を出して輝いてくれる日が多くなると最高です。これと反対に気温が上がらず太陽も出ず厚い雲に覆われる日が数日間続くようだと確実に収穫量に影響します。間もなくお盆ですが、今の好天をお盆過ぎまでと祈りたい気持ちになります。8月末、9月になりますと、豪雨、台風のシーズンです。自然の恵みを受けている我等は、心配の種が尽きない様に思います。

 さて話は変わって、7月31日(火)雫石国見温泉から駒ケ岳に登って来ました。5時35分自宅を少し早めに出発して国見温泉登山者用駐車場に着いたのが6時50分、靴を履きストックを持って7時5分出発、その時私の車の横に乗用車が止まりました。今日2台目です。男か女かなかなか出て来ません。私は軽く見過ごしてストックの音を静かに、温泉ホテル横の階段になっている登山道を登り出しました。

間もなくの登山者届を投入し、誰もいないまだ静かな朝の気分に少しずつ登る楽しみが湧いて来ました。このコースは階段の登り、木道も時折りゴロゴロの岩場の登り、登り出して30分の頃、一人の青年が追いついて来たので道を譲りました。私はいつものマイペースで登り出します。尾根間近のキツイ階段を詰めて横長根(1,176m)分岐着8時12分。あの青年はよほど遠くに行ったのか姿形も見えません。ここは一寸広くなっていて登山者の休憩地になっていますが、今は誰もいません。


   見渡して     懐かし仰ぐ     山並みが

   静寂に      靴の音だけ     湯の香り

   クルマユリ     仲良く咲いて     手を触れる


              武男

2017年12月14日 (木)

今年も間もなく終わりです(2)

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樹木はブナ、ミズナラ、トチの木等、背丈もあり東部奥羽背梁山脈にふさわしい薬師岳への奥深さを感じながら徐々になだらかな登りにもきつい登りもありで途中ブナの大木の根元で休憩を決め込みました。駐車場を出発が9時18分、ここで11時丁度、握り飯1個とドラ焼1個、せんべい4枚、それに熱いコーヒーを飲みました。


約30分の休憩で出発、ここからも落ち葉の中を進んで少し展望が開けてきました。右側に大甲山(1,108m)曲り甲山(1,013m)等が広く眺められます。薬師岳は左側の灌木に遮られまだ全容は見えません。ここら辺りから尾根のキツイ登りになって薬師岳もドーム状の全容が姿を現しました。大甲山コースへの分岐を過ぎ、灌木とチシマザサの登山道を左に巻くようにして頂上(1,218m)に到着、12時55分。周囲360度遮るものなし。東には薬師平から小杉山、和賀岳が秋空にすっきりと眺められました。

 僕は、今から30数年前になりますが、2回ほど日帰りで薬師岳、小杉山から和賀岳、大甲、曲甲山等に縦走に駆け巡った当時を思い出し、元気な時もあったんだとあらためて当時との体力の違いを認めることになるのです。頂上発1時5分、途中も落ち葉に気を付けながら静かに下山、途中でナメコを採集、2か所で見つけ大事に持ち帰りました。駐車場着3時45分、今日は工事中の人と話をしただけで登山者とは会うことはありませんでした。でも頂上で晴天、天空を独り占めできたことには感謝感激しました。

 今年もまもなく一年が過ぎます。つたないお知らせ版にも一年お付き合いいただきありがとうございました。また来年もよろしくお願い致します。

 最後になりますが、これから本格的な冬がやってきます。どうかお体を大切に、元気で来年の春を迎えるようにお祈り致します。


          渓流の    流れの速さ   白波に 

          清流に    落ち葉が流れ   岩になる

          木々の間に    枯葉が残り    月に散る

  

                武男

今年も間もなく終わりです(1)

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 いつもお買い上げいただきありがとうございます。

 11月19日から20日に亘り新雪がどっさり降りました。とうとう降って来たかとの思いで家の前等スノーダンプで雪よせを行いました。屋外にある水道の蛇口の凍り止めをしながら空を仰いで、このまま根雪にはならないだろうと思っておりましたが、今日11月22日は朝からすっきり晴れ渡り一面まぶしい位の新雪が輝いています。家から眺められる山並みももうすっかり冬景色です。このままどんどん積もることはなく一段落して12月に入ってから本格的になると思います。

 また今年も自然災害が多く発生してしまいました。九州地方の甚大な災害、その後東北地方、とりわけ秋田県大仙市周辺の災害、全く目を覆いたくなるような土砂崩れ、河川の氾濫で農地家屋の土石流の滞留等、これからの復興事業も長期に亘ると思いますが、事業の関係者の皆さんにはご苦労さまでございますが、出来るだけ早い復興をお祈り致します。

 さて11月10日晴天の日に今年最後になるだろうとの思いで太田町の薬師岳(1,218m)に登山しました。この山には平成になる前から何回か登ったことがありますが、数年前の崩落等で通行止めになっていたこともありここ10年近く登っておりません。最近通行止めも解除されて登山口まで車を進めることが出来ました。途中工事中の箇所がありましたが、工事関係者の誘導もあり、久しぶりに真木渓谷の景勝地を望むことと、山並みの紅葉の美しさを堪能することが出来、山に登る前から気分が高ぶってきます。

駐車場から林道を進んで左手に冷たい水が流れ出している「甘露水」と呼んでいるすぐそばから登りが始まります。静かな登りというか、落ち葉を踏んでその音だけが聞こえます。周囲の樹木もほとんど葉っぱを落とし、登山道が分からない位に積もっていて秋も深まっている感じが一層強くなっています。

(つづく)

2017年10月20日 (金)

ガス煙る駒に行ってきました(2)

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 この頂上で視界が全然だめだったことは僕には今まで何回かあるものの遠くからの登山者には非常に残念な気の毒な今日の天候である。登って来た人に田沢湖はどっちの方向ですか、と尋ねられたり、今日はガスの切れ間等一時もなかったのである。食事を終え馬の背分岐10時33分。分岐から馬場の小路へ急峻な下りにかかる。

夫婦とおぼしき登山者が下山しようとしているのを見て、僕は二人にここの下りは非常に危険で落石の箇所があり、下りた所は一帯に残雪が多く広がっており軽アイゼンも必要で引き返した方が良いと話をして僕は下山を始める。少しすると大きな声で「私たちは下るのを中止しました、ありがとうございました。」と言うのが聞こえてきたのである。僕もほっとして慎重に下りながら途中男性4人のパーティが登って来た。僕はヘルメットを着用していて山側に身を寄せて待っていると、パーティの一人が「ここはヘルメットを着用しないとダメだな。」等と仲間と話し合いながら「ありがとう」「ありがとう」と礼を云いながら話しかけて登って行ったのである。

 馬場の小路は全くの雪の世界、駒池も雪の下、チングルマは小さなつぼみで残雪は今までにない位多く軽アイゼンは絶対必要な場所。でも登ってくる人、下ってくる人は全く軽アイゼンの着用なし。僕の前を下る夫婦は妻と思われる人の足元の不安定さに少々心配になってきた。又、30人位のパーティが登って来た。そのすぐ後にも15人位のパーティも登って来た。登る人の足元を見てみると誰もアイゼンを着用していないのである。今は6月末、まもなく7月、よもやこんなに残雪があるとは予想していなかったのか。今日、幸いにもやわらかい雪質のため何とかなったと思うが、夜気温が下がって雪面がもう少し固くなっていたら転倒者が続出したと思うのである。

 間もなく大焼砂の分岐が見える辺りで少しガスが晴れてきた。斜面にはまだ女王コマクサは顔を出しておらず、7月も上旬頃になると一帯はコマクサで染まるのである。分岐を過ぎ横長根までの楽な下りにはゴゼンタチバナ、コイワカガミ等が咲いていて、風景は望めなくても充分に楽しさを味わいながら横長根分岐12時21分で休憩と決め込む。ゆで卵2個とコーヒーでひと時を過ごすも僕一人だけの憩いの場である。

 休憩後、階段をゆっくりと下りだし、ここではウラジロヨウラク、タニウツギ、サラサドウダンを眺めながら、又もコイワカガミの群落を横目に間もなく温泉の香り漂う国見温泉から駐車場着1時45分。靴を脱ぎ着替えをし2時10分駐車場を後にする。今日は展望は望めなくても、雨も降らずしっとりとした山行きだった。


             残雪の   重みに耐える    駒池や

             チングルマ    馬場の小路の    主役なり


             阿弥陀池     ガスに煙って    話し声


                                         武男

2017年10月16日 (月)

ガス煙る駒に行ってきました(1)

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 いつもお米をお買い上げいただきましてありがとうございます。
 6月18日(日)国見温泉から駒に登って一週間がたち、その後朝のウォーキングも実行し、足の調子も上々の6月23日(金)、完全に晴れるともいえない予報の空模様、それでも馬場の小路のチングルマ、周囲の残雪の状態など是非確認したいと思い自宅を出発。国見温泉登山口駐車場着、6時50分。自宅から1時間一寸、今日は先回と違い広い駐車場には2台があるだけ。6月の平日はこんなものかと納得。7時丁度、旅館手前からコンクリート丸太を横にした階段を登り出す。

 間もなくの左側の登山届箱を開けてみると、前夜の風雨の吹き込みで用紙が全部水濡れになっている。記入も出来ず扉を閉めて、つづら折りの急登を登り出す。階段が終わって木道になり、コイワカガミが目に留る。このコース横長分岐まで最初の急登の他は木道と大きな石のゴロゴロとした登山道、時には丸太の階段等あってもどちらかと言えばなだらかに高度が上がる、そんなコースである。

 ここ横長分岐までは登山口から1時間と少し、登って来た人、下山する人等で休憩地点になっているが、展望はもう少し先になる。今は誰もいないが、分岐を右に駒方面に歩を進めて、じんわりとした登り、30分もすると第二展望台になる。ここまで来ると今日の目指す駒全景を眺めることが出来るのだが、今日は全くの視界ゼロ、全然見えないのである。風も少し強くなってきて雨具を着用する。こんな時は足元の植物の花を眺めながらの登り、これも楽しいものだが、大焼砂分岐まで来ても行き交う登山者一人とも出会わない。寂しい限り、遠くの人影もガスで見えず話し声等もなく、分岐を過ぎてザラザラした砂礫地帯。傾斜のある登り、前方の尾根横岳まで今日一番の難所である。横岳分岐着9時2分。ここにも人影はなく分岐を後にして阿弥陀池ほとりの小屋に立ち寄る。ここまで来るとさすが悪天候なれど8合目までのバス運行で登山者も多くなっている。

 先回は男女岳に登頂したので今回は男岳に登るため馬の背分岐から男岳を目がけて登り出す。男女岳には階段のつづら折りの急登であっても比較的安定した登りに対し、男岳には急峻な登りが待ち受ける。馬の背分岐から20分程で男岳頂上(1,623m)9時54分着。頂上でオニギリ2個、熱いコーヒーで昼食には早めの食事をしていると、埼玉から田沢湖駅まで夜行バスで来たという6~7人男女のパーティと出会う。その中の青年のシャッターを押してやり、他にも女性の一人旅、男性二人パーティと男性の一人旅もいる。

(続く)

2017年8月18日 (金)

雪残る駒ケ岳に行ってきました(3)

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 ここであらためて本筋の国見からの登山に戻りますが、コイワカガミに彩られた登山道も峰分岐を過ぎ横長根から展望の開けた大焼砂の登山道、左に馬場の小路から男岳の頂き、それに田沢湖が一寸顔をのぞかせています。

馬場の小路には残雪も多く残っておりチングルマの群落はまだの様子。横岳(1,583m)到着9時24分。阿弥陀池着9時42分。

今回は男女岳(1,637m)に登山、頂上着10時丁度。登山者は6人ほどいて男岳越しに鳥海山がすっきりと雪を頂いた姿を眺めることが出来ました。男女岳から360度今回は好天に恵まれ、全くの大展望です。ここで軽く昼食と決め込みました。

コーヒーパンに熱いコーヒーと菓子をほおばり10時25分下山を開始、横岳着11時10分。ゆで卵を2個食べました。ここ横岳にも登山者が多くさっきの阿弥陀池のほとりには30人もいるでしょうか。大変な賑やかさです。男岳に登る人、馬の背を登る人、焼森からの登山者、鉱山跡の旧コースから登ってくる人もいます。小屋周辺にも休憩中の登山者が20人もいます。

近くの水場ではちょろちょろと細く頼りない水が流れ落ちています。横岳を後にして又も展望のきく下りだから楽なもので、ロープを張った木柱脇からはミヤマキンバイの大群落です。他にタカネスミレも顔を出し、まだコマクサは全然気配もなし、横長根周辺ではツバメオモト、シラネアオイに目が留まりました。


 今朝登る途中で、宮城からという女の方と一緒になって高山植物の話、他の山の話等多くを登りながら語り合いました。その人は写真が趣味のようで高級な一眼レフを持ちながら、時々立って花を写していました。

その人とは国見を出発して間もなくの所から大焼砂分岐手前まで一緒に連れだったのです。その人は五百羅漢が今日の目標だと言っていたので、僕は大焼砂分岐で少し待っていようかなと思ったのですが、かなり遅れて登ってくるのが目に映り、このまま別れの言葉もなしで先を急ぐことにしました。

下山中にそのことを思い出しながら、今日は大勢の登山者がいて、それだけ多くの人と挨拶と会話を交わし近年にない楽しい一日を過ごすことが出来たと強く思いました。

      白い花    ツバメオモトの    大きな葉

      群落の     シラネアオイが     風に揺れ

                               武男

2017年7月14日 (金)

雪残る駒ケ岳に行ってきました(2)

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 この中生保内からの登山に続き2回目は6月5日(月)八幡平登山に出掛けました。

頂上駐車場から岩手県側に超えて茶臼口登山口から登り出しました。ここも僕一人の駐車、又寂しく一人旅かと心に決めて、8時10分階段になっている急坂を上り詰めた辺りから多くの残雪に出会うことになります。

今までこんなことはなかったのですが、急斜面の残雪の幅が80m位あって足跡はかすかにある程度、ピッケル、軽アイゼンもなしでここはどうかなと一人で真剣に考えてしまいました。幸いなことに雪質は柔らかく強い蹴り込みとストックを使ってどうにか一歩一歩渡り出しました。

今朝出るとき、6月に入ったのでよもや八幡平周辺で軽アイゼンを使うことはないだろうと安易に考えたのが、この場になって最大の恐怖、渡り終えた安堵感、予定ではこのこのコースを往復することであったのを帰りはバスで下ることにしようと強く思ってしまいました。軽アイゼンがあれば少しの注意ですいすいと渡り終えるものをと、後悔の念しきりです。

 茶臼岳山荘着9時22分。茶臼岳はパスすることにしてここからはやや下りのそれでも雪の上を歩く方が多くなりました。夏場なら登山者で賑わう休憩地点熊の泉辺りから全くの雪の世界、アオモリトドマツの枝は雪に抑えられ窮屈な姿をさらし、10時47分、源太森(1,595m)で一寸休憩してから歩き出しました。

間もなく木道も現れそれも束の間、一面の雪の原に出ました。八幡平避難小屋陵雲荘を横目に残雪の急坂を詰めて展望台から八幡沼を眺めバスターミナルからの遊歩道と合流しました。頂上着11時32分、頂上には東京からの登山者が男性二人いて他にもグループ、カップル等数十人います。さすが百名山の名に相応しい人気です。東京の人に僕の写真をお願いして少し話込みました。

八幡平を起点にしたコース等を紹介し、間もなく別れることにしました。こんな時、まだまだ話をしたいような、気持ちが合うような、それでも別れることにするのです。日帰り登山の時間に余裕のない場合はなおさらです。頂上をあとにバスターミナルに到着12時20分。12時50分には充分に間があります。今朝の幅のある大きな残雪のトラバース、今思い出しても恐怖心が湧きます。


   雪解けの    流れも強く    沢の音

   急坂の     コイワカガミに    一礼し

   馬場の道    雪に覆われ    花もなし

      武男

(つづく)

2017年7月 4日 (火)

雪残る駒ケ岳に行ってきました(1)

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 いつもお米をお買い上げいただきありがとうございます。

 田んぼの苗も植えてから一ヶ月近くなって見違える程に丈夫さが増して、風の揺れにも余裕すら感じられるこの頃です。6月に入って肌寒い天気もあったり雨模様のぐずついた天気と、はっきりしない天気が続いた後、久方ぶりに週間予報に晴れの日が並んだ6月18日(日)、数年ぶりに国見温泉登山口から駒ケ岳を目指そうとしました。

僕が到着した6時50分頃の登山口駐車場はもうすでに満車状態で、道路にも溢れ出していました。僕は公衆トイレ入り口右側のスペースにかろうじて駐車し、後ろのドアを開いて靴下、登山靴を履き、ストックを片手に出発、7時丁度。他の登山者もカップルから数人のグループ、又僕みたいな一人旅もいるような様々な顔ぶれです。この駐車場は温泉宿より少し手前右手から丸太風のコンクリートを横にした階段状から登山の始まりです。

 今日は予定通りの好天気と温泉宿から湧き上がる湯の香り、すっかり整備され階段になった登山道、全くいうことなしの最高の気分になってきました。あっ、そうそう登り始めてまもなく左手に登山届箱があり、記入し投函しました。

つづら折りの登りを繰り返し階段状のきつい登りも和らぎ、登山道脇のコイワカガミの群落が目に留まりました。辺りは雑木林に笹薮の混成で所々は大きく開けた天空、時折り鳥のさえずり、早朝気配のひんやりさも残っています。登山道、僕を追い越して行く人、僕に追い越される人等さまざまで今日のように登山者の多い日は一段と賑やかさがあって楽しい限りです。

 ここで勝手に話は変わりますが、今年一回目の登山は先月の17日(水)田沢湖町中生保内口から駒ケ岳を目指しました。天気も上々で駐車場には僕一人だけ、沢に架かる橋も頑丈さを保ち今年も無事に僕を渡してくれました。

まだ冬の眠りから覚めやらぬブナ林、杉林の登山道、所々には残雪も残り展望の開けたお坪分岐に出ると駒の一面の残雪、やはり今年はまだ多くの雪が残っていました。頂上に続く金十郎尾根にも多くの雪が眺められます。

雪上のカモシカの跡を辿るように水沢温泉からの分岐に到着、駐車場から2時間18分、現在時刻は10時28分、今日はここで折り返しを決めました。

お坪付近からのガスもまだ晴れず、頂上、田沢湖の展望もままならず、オニギリに熱いコーヒーで昼食を済ませました。ガスに煙る頂上付近を眺めながら、五百羅漢を目に止めて下りにかかります。

今日は行き交う登山者もなく僕一人の実に寂しい限りです。お坪分岐着12時丁度。ここではガスも晴れ田沢湖を眺めることが出来ました。駐車場着午後1時10分。(続く)


     湯の香り    背に受けながら    靴の音



     登山道    雪に覆われ    鹿の跡


                              武男


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